2005年09月04日

自民党と民主党の争い

第44回衆議院議員選挙まであと1週間。世論調査によると自民党が過半数を確保しそうな勢いとなっています。対する民主党は大幅に現有議席を割りそうな状況です。

今回特徴的なのは、言うまでも無く小泉総裁が自民党を変えてしまったことであります。
自民党といえば地方や田舎で支持が厚かった訳です。その役割は都市部で集めた税金を地方に分配して日本全体が公平に(実は不公平なのですが)なるようにしていくことでした。故に政治について熟知しているのは地方といっても特に田舎の人たちで、都市部の人は概して政治をよく知らなかったのです。ところが、今回の選挙では自民党が都市の変わってしまい地方や田舎は置き去りにされました。地方の困惑は見てのとおりです。

今回の自民党の躍進(現時点)は、都市部の支持に支えられています。都市住民に明快(単純)なメッセージを出したことによります。今まででしたら都市部のサラリーマンは自民党に投票することは自分の首を絞める行為であったわけですが、それが一変したことに少なからず驚きを覚えます。首都圏出身の劇場型政治を演出する小泉効果の威力をまざまざと感じます。どうやら日本の政治を変え、また自民党をリニューアルしてしまいました。自民党が革新政党になってしまったということです。それでも政治を知らないであろう都市部の住民は政治を理解するまで、政治に裏切られ困惑するでしょうが。

民主党は地方において反自民の受け皿になるという受身にならざるを得ないのが苦しい所。支持母体に労働組合を抱えており保守色が付いてしまっているのも逆風に感じてしまいます。政治・経済ウォッチャーからも選挙戦術や政策について酷評されており、それが見事に事前調査に表れてしまいました。

個人的には、あらかじめ自民有利は想定していたので二大政党間のバランスをとる意味と、天下国家も大事ですが児童手当を拡充してもらいたい(これが大事)観点から投票を考えたいと思います。

改革は進めていかなくてはなりませんが、その手順とスピード(by YCASTER氏)について、国民にわかりやすいメッセージを伝えてもらいたいと思います。そういう意味で単純なメッセージの戦術は国民にわかりやすいのですが、中身がないものになっています。それ故、有権者は自分達の社会は自分たちで作り上げていこうという積極的な姿勢が必要です。(無理か)
posted by 金時 at 07:58| 政治・経済 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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