2005年03月12日

Rogue Trader

最近金融関係に興味がありまして、物語もどうせなら
その方面のものをと昔英語学習の一環で読んだこの本を
改めて読みました。
最近英語熱が下がっているので、個人的な文章は英語で
読もうということです。

英語学習を「やさしく、たくさん」で進めていますので、
レベル的には中学生レベルのペンギンリーダーズ(イギ
リスのロングマン出版)を使用しています。

Rogue Trader(詐欺師トレーダー)の主人公はイギリス・
金融街シティでバックオフィスでの仕事から金融に関わり
始め、トレーダーの補助となりトレーダーとなるために
アジアへ旅立ちます。所謂エリートではなく、たたき上げ
です。シンガポールで始めは上手くいくのですが、すぐに
損を隠し口座に入れる手法でその額がどんどん大きくなって
いき・・・という内容ですが、不思議なのはなぜそれを
本社も見抜けなかったかという誰もが思う素朴な疑問です。
月並みな結論ですが、透明性がないことでチェック機能が
働かなくなるということです。
残念なことですが、企業不祥事など組織に関する問題は
ここに集約されているようです。
ワンマン経営で負債額を社長しか知らない。もしくは
誰も知らない。側近はイエスマンばかり。派閥競争が
ある。お客の声を聞かない。担当者に任せきり、などなど。

トレーダーの仕事を垣間見れたと言うよりは、
ただひたすら損を隠していたという読後感でした。
奥さんとは最後、離婚してしまうのです。逮捕された
直後はまだ愛し合っていたのですが、この本を読んだ後
に去って行きました。そう簡単に言っては語弊を招く
でしょうが、恐らく男女の絆とはその程度のものなの
でしょう。それが賢明な場合が多いとも考えられますし。

posted by 金時 at 22:49| 英語 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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